コロナワクチン協奏曲2(吉田庄一)

個人的体験ですが2回目のワクチン接種を終えたので記しておきます。 

まずは、国の場当たり的な対策に翻弄されながらも、ワクチン接種にご尽力いただいている自治体関係者、医療機関関係者、その他多くの関係者に敬意を表します。 

私の場合、5月31日に意地で取った予約(笑)だったのですが、1回目は6月14日熊谷総合病院で接種しました。副反応を説明したチラシを渡されたのですが、翌日接種した腕が痛み手を挙げるのが辛かったです。これは約84%の方に生じる副反応だそうです。個人的には65歳になると連絡が来る肺炎球菌のワクチン接種より楽でした。 

 

当日の様子は、エントランスから入ると左に専用テーブルが用意してあり予約時間で受付を行っています。本人確認後グリーンに番号の入ったカードを渡され待機です。接種の進捗状況を見ながらコントロールしているのでしょう。結構大勢のスタッフが関係しているようです。番号を呼ばれ2階に上がるとだいたい順番にイスに座り担当のスタッフが一人ひとり確認していきます。少し待つとまた番号が呼ばれ受付で再度確認します。3回目です。隣は医療従事者の受付で、まだ終わってないのかと驚きです。接種会場前のイスで少し待つと順番で問診です。医師が2名サポートの看護師が2名です。ワクチン接種は3名で行っています。いよいよ順番で、医師と2,3会話しながら接種。終わると15分後の時間表示のある長い札を渡され待機です。大きなデジタルの時計があり時間までいてください。何かあったら教えてくださいと説明を受けました。おおよそ30名くらい待機しています。大きなスクリーンでは「となりのトトロ」が放映されています。私も含めてみなさん緊張しているでしょうから心が和みます。スタッフは、少しの異常も見逃さない態勢のようで少しピリピリしています、15分待って立ち上がるとすぐスタッフが近づいてきて「問題ありませんか」と聴いてきました。最後のテーブルで次回3週間後の説明を受けて終了です。約1時間ぐらいだったでしょうか。とても大勢のスタッフがシステマチックに動いているのは感心しましたが、熊谷総合病院みたいな規模なのでできるのでしょう。ザッと計算して20名くらいの人が関わっていました。私の受けたときは私より高齢者が多く、付き添いの方などいました。また何らかの病気治療の人も多く、となりに座ったご婦人は、乳がんの手術をしたのだが大丈夫かと心配していました。トトロをみながら待機している約30名は、私も含めてみな何らかの治療や経過観察など行っているのだろうと想像しました。 

 

2回目は、3週間後の7月5日でした。 

流れは、1回目と全く同じでしたが、非常にスムーズに進み約30分で完了でした。変わっていたのは医療従事者の受付が無くなっていたことです。副反応は前回と同じでしたが私の場合は2回目の方が楽でした。当日、60歳から64歳の人の予約受付が始まりました。女房が該当するので、8時半からパソコンの前に座りましたが、相変わらず繋がりませんでした。電話の回線数やウエブの予約システムを大分改善したと聴いていましたが、年齢が下がる分IT機器になれている人も増えるので、なんとなく想像できました。ただ前回と違って進み具合が改善されていることは分かります。10時までは最終画面まで行かなかったので一旦中断して12時30分から再び挑戦しましたが、すぐに取れました。7月20日に予約できたのですが、サギみたいな感じですが、イケイケドンドンからの急ブレーキ。ワクチンが足りなくなるのは分かっていたというから驚きです。娘は勤め先企業で接種を受けることになっていたとのことだが、ワクチン足りません宣言で延期になったと嘆いていました。いわば地球規模の壮大な人体実験とも揶揄されますが、まだまだ続くワクチン狂騒曲です。