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「最後の空襲熊谷」重版できました。(小川美穂子)

思えば遠くに来たもんだぁ。

いま、戦後七十六年の夏が幕開けです。

 

なんてったって、カレンダーまで変えてしまう事に相成るような右往左往の我が国政府と(それを選んでいる・選ばされている)我が国の国民性なのかどうか… なんとも形容しがたい夏、到来です。

めちゃくちゃなわが祖国の状況と、それと連動しているかのような(天気の神さまごめんなさい)気候の下ではありましたが、無事、わたし達の本、社会評論社刊「最後の空襲 熊谷 8月14・15日戦禍の記憶と継承」、七月十五日に、前と同じくプロジェクトチームのOさん(会計や庶務担当の才女)宅に到着しました。そのうち百冊はすでに須原屋書店八木橋店おさめることができました。

 

さて、和室の押し入れにきちんと収められた段ボール箱を前にして、思い出すのは… 

 

去年から今春まで、みんながやったことを回想しますと。

県内のすべての高校図書室への贈呈のための発送作業がありました。

手分けしての知り合いの本屋さんや図書館やら記念館、催事会場への持ち込み、お世話になった方へのお届けなどなど。少ないメンバーでやり通せたのは、とにかくこの本を一人でも多くの人に読んでいただきたかったからです。かかったお金も回収したいし、まあみんな、がんばったな。

これらのことが連動して、様々な新たな出会いが生まれました。当然のごとく(すみません力不足で)ミスなどもあり、頂いたお手紙や電話やメール。こちらでつかみきれていないものもありそうです。

 

そんなわけで、重版を望んだわたし達でした。しばらく打ち合わせなども持てていなかったのですが、晩春になって会議をしました。コロナは相変わらず収束していないし、ほんと気を使います。

「再版」と「重版」の違いもわからずにいた私ですが、まあ今回もリーダーの尽力による発行元とのやりとりをへて、とにかく重版にこぎ着けました。やった~

 

どこが間違っていたか、どこがより丁寧に書かれているか。

多分、本当は、前の本を買って頂いた方に訂正表も作らないといけないんだと思うのですが(ねっ、リーダー。いかがでしょうか )、とにかくここに正式発表します。

お披露目についてもプランがあるようなないような。そして戦跡マップを利用したピースウォークについても、計画中。そして、本から派生して、この夏に新聞やラジオ、もしかしてテレビでも、本で取材した皆様方がマスコミに登場します!!!

 

ともかく、今日も会議があります~ お祭り前なんだけどブチブチ

みなさま乞うご期待。またこちらで最新情報をおとどけします。