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FMクマガヤ生出演の巻(大久保由美子)

「最後の空襲 熊谷」の本を増刷して、今後の販促などをAZ熊谷6F熊谷プレイスで話し合っていた2021年7月19日、同じフロア―にあるFMクマガヤに何気に宣伝のお願いをしに行ってみたところ、そこにFMクマガヤの番組「ひるクマ」のパーソナリティー吉田香さんがたまたま来ていらした。

 

「実は8月15日に向けて、熊谷空襲の事を取り上げたいと思っていたのですよ。8月12日のひるクマに出演しませんか?」と、突然のお誘いでした。願ってもない出演依頼とはいえ、ラジオの生出演なんて経験なし!あたふたあたふたメンバーに報告して、どうするどうする?と話し合い、編集委員の女性3人で出演することになりました。

 

FMクマガヤパーソナリティーの吉田さんはさすがで、次の日には、番組台本のたたき台をメールで送ってくださいました。内容はばっちり。私達のやることは、誰がどの部分をしゃべるかを決めるだけ。そうして、一度私達3人との直の打ち合わせをしていただき、当日2021年8月12日(木)12時を待ちました。

 

ついにその日がやってきました。私としては珍しく、待ち合わせの時間より、随分早くに到着しました。それからしばらくしてやってきた小川さんと私は、何となくソワソワ落ち着きません。でも、米田さんはさすがです。「だって、吉田さんがナビゲートしてくれるんでしょう。大丈夫よ。」と、落ち着いたものでした。

 

番組が始まりました。私達の年齢は、子どもの頃深夜までラジオを聴いていた世代。番組が始まってからは、何となく懐かしい空気間の中で打ち合わせに沿って番組が進行していきます。途中、私達リクエストの曲をはさみながら、「熊谷空襲を忘れない市民の会」の事、「最後の空襲 熊谷」の本はどのように計画され、進行していったか、本の内容について、それぞれどこがお勧めかについて、そして、本はどこで読めるか?どこで買えるかなど、吉田さんのナビゲートはとても素晴らしく、私達もだんだん安心して、おしゃべりに興じました。

 

本の朗読は米田さんの詩「私が生まれた日」(米田さんは1945年8月14日の熊谷空襲の日生まれです。)を選び、米田さんがきれいな声で読んでくれました。聞いていた私はジーンとして思わず涙ぐんでしまったほどです。こうして、最初ドキドキ、段々楽しく番組を終えることが出来ました。最後の曲については敢えて書いておきます。われらがリーダー吉田庄一さんリクエストの、レディーガガ「Born This Way」でした。吉田さんお勧めの通り、「元気が出る」曲でした。

 

尚、この番組の内容はCDにしてあります。焼き増ししてありますから、ご興味のある方は是非聴いて下さい。会の事、本の事がよくわかる内容になっていると思います。